ソフトコンタクトレンズの特徴や素材について

コンタクトレンズにはソフトレンズとハードレンズの二種類があります。

ソフトレンズの主な特徴として、水分を多く含んでいるプラスティックを使用しているため、とても柔らかく慣れるのに時間がかかりません。とてもズレ難く剥がれ難いため、スポーツ等でアクティブに動く方にとても向いています。
使い捨てタイプと長期使用タイプから選ぶことができ、目的に合わせて種類を選ぶことができます。

デメリットとしては、柔らかい素材でできているため耐久性が弱く壊れやすい、目の異変に気付きにくいなどがあります。

レンズの素材にはハイドロゲルやシリコーンハイドロゲルがあります。
ハイドロゲルは水を吸収すると柔らかくなる性質を持っているプラスティックです。ソフトレンズができる元となった素材ともいえます。

シリコーンハイドロゲルは、従来のハイドロゲルよりも約6倍もの酸素透過性があり、乾燥し難くとても付け心地がいい素材です。レンズは酸素透過性が非常に大切で、ハイドロゲルよりも高い超酸素透過性の特徴を持ったシリコーンを融合させた新しい素材といえます。ハイドロゲルよりも高性能であることから、近年ではシリコーンハイドロゲルが素材のレンズが増加傾向にあります。